Arduino Pro mini と CP2102 USBシリアル変換モジュール
Arduino Pro mini はコストパフォーマンスがいい。でも書込みに、別途USB接続モジュールが必要。
中国製の安価な、SILABS社製CP2102を搭載したモジュールの接続方法を記載する。
CP2102をWindowsパソコンにさしても、認識されない時は、手動でドライバを導入すれば簡単に認識される。
ドライバはここ
Windows8にも対応している。
Sparkfun製 Arduino Pro Mini |
中国製偽 Pro Mini (\250 送料込み) |
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中国製のUSBシリアル変換モジュール (CP2102 SILABS社製 \300 送料込み)
USBシリアル変換モジュールと Pro mini の接続方法
How to connect Arduino Pro mini with CP2102 USB serial adaptor
Arduino Pro mini をCP2102 USBシリアル変換モジュールを介して、Arduino IDE でプログラミングする
には、上図のようにArduino Pro MiniのDTRと、CP2102のDTRを接続する。
CP2102のDTRは、モジュールの写真上辺にDTRと印字されている端子から線を出して
Arduino側と接続できるように改造する。(RST端子は使わない)
Arduino Pro Mini基板のDTRは基板上に印字がない。写真でプログラム端子側の一番
下(GRNとプリントされた端子)がそれ。回路図では0.1uFを介して、10kΩでプルアップ
されて、MEGA328Pのデバイス・リセット端子に接続されている。リセットボタンにも
接続されている。
Arduino IDE 1.0.5の設定::メニュバー「ツール」−「マイコンボード」= Pro mini 5V 16MHz
メニュバー「ツール」−「書込装置」=USBtinyISP (この設定は関係ないかも)
DTR端子を配線しない場合、Arduino IDE で「コンパイル中」が終わって、緑バーが
90%ぐらいに伸びて、「書込み中」の時に、Pro mini基板上の「Reset」ボタンを手動で
押すと、うまく書き込みが完了する。(タイミングがあるので何度か試すとよい)
上記の処置をせず書込みをするとArduino IDE は以下のエラー・メッセージを表示して、書込みを失敗する。
avrdude: stk500_getsync(): not in sync: resp=0x00
Arduino Pro Miniには5V、16MHz動作タイプと、3.3V、8MHz動作タイプの2種類がある。
動作電圧に注意して、CP2102モジュールの適切な電圧端子に接続すること。
Arduino Pro mini 5V 16MHz ( ATmega328pのメモリ仕様 )
Arduino | CPU | USB |
Flash |
RAM | EEPROM | Clock |
DigPin | AnaPin | Interupt |
Price | Price(compati) |
Pro mini | ATmega328P | 無(外付け) |
32KB |
2KB | 1KB | 16MHz |
2-13 | A0-A7 | 0, 1 |
\1300 | \250 |
Uno R3 | 同上(交換可能) | on bord |
32KB |
2KB | 1KB | 16MHz |
2-13 | A0-A5 | 0, 1 |
\3200 | \1000 |
本体がむき出しなので、タッパケースに収納して、USB延長ケーブルもつけて、ケーブルは
タッパに収容できるようにした。本体と、Arduinへのに接続電線はタッパにインシュロックで
固定した。タッパは密閉でき安いし加工容易。見た目がイマイチなだけ。
(費用: 本体=300円、タッパ(2個)=100円、USB延長ケーブル=100円 共に100円均一)
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